〈くろてんさんによる写真ACからの写真〉
希望は家財道具・ベッドを置くことができる、3DKの戸建て・平屋です。
しかし、「短期の入居はお断り」が多くなかなか見つかりません。やっと、賃貸住宅・2DKの2階に決まりました。
こちらでは、私の体験談を含め、仮住まいの選び方や、4種類の仮住まいの費用についてお伝えします。
この記事の目次
仮住まいを賃貸住宅に決めた体験談を紹介
希望は戸建ての3DK・平屋でした。家財道具とベッドも一緒に移動できればと思ったからです。
土地に詳しい知人に相談
建替えで仮住まいをすることになったので、短期だけど戸建ての空き家とか知ってるかな?
一人暮らしのおばちゃんが施設に入って、空いている家があるので聞いてみるね
家の中が片付いてないので、すぐには貸すことができないということです
あちらこちらに空き家はあるけれど、家の中は整理されていない状態が多いようです。また、空き家になってからの年数が多いと、風呂・台所が使えなくなってしまいます。
ネットで調べて問い合わせ
短期の入居はオーナーに断られることもあります。
まずは、ネットで調べて不動産会社に「短期で借りられるか?」確認することが先ですね!とアドバイス貰いました。
候補として見つかったのは
✓2DK・平屋戸建て
✓2DK・アパート2階
✓3DK・2階建て戸建て
✓3DK・アパート2階
早速、不動産会社に短期でもいいか問い合わせました。
2DK・平屋戸建て
・短期でも可能
・築35年で、駐車場1台込みの賃料
・礼金1ヶ月分、敷金2ヶ月分
araママ
2DK・アパート2階
・短期でも可能
・築25年で、駐車場1台込みの賃料
・礼金なし、敷金1ヶ月分
araママ
3DK・2階建て戸建て
・短期でも可能だが、違約金あり
・少しの傷でも原状復帰を!
・築15年、庭が広く3台駐車可能
・礼金なし、敷金1ヶ月分
araママ
3DK・アパート1階
・短期は不可
araママ
※ 検討した結果、2DKのアパート2階に決めました。
アパートで使わないベッド・食卓テーブルは分解して少しでも小さくしました。
洋服ダンスは近くの親戚に預かって貰いました。
少し狭く、引越荷物でいっぱいになりそうだけど、短期なので我慢で~す。
仮住まいの選び方はポイントをおさえる!
家財道具からペットなどを移動させ、仮住まいできる場所を探すのは、結構大変です。仮住まいなので、費用もできるだけ抑えたいですよね。
そのために3つのポイントを抑えておくとスムーズな入居ができます。
1.短期の住まいなので妥協する
仮住まいの期間は4ヶ月~8ヶ月ほどです。広い部屋、便利な部屋が理想ですが、短期間なので、少し狭くても、不便でも妥協しましょう。
araママ
費用を抑えるのが第一です。
2.少ない費用の物件にする
仮住まいは、短期の間に入居と退去をするので、引越費用が2倍かかります。また、短期でも敷金・礼金・火災保険・信用調査などの初期費用がかかります。
araママ
住まいやすさ重視でなく、少ない初期費用・安い家賃などを選ぶと金額が抑えられます。
3.荷物が多いときは一時預かりを利用する
荷物が多いために広い部屋を借りて家賃が高くなったり、多い荷物を仮住まいに運ぶのに引越費用が高くなってしまう場合があります。
そのようなときは、一時預かりできるトランクルーム・引越業者サービスを利用する方法があります。
仮住まいに4種類の選択あり!家賃も比較!
我が家は夫婦二人と子供たちの荷物があり、5ヶ月位の仮住まいになるので、アパートか戸建ての希望でした。
仮住まいには4種類の選択があります。
- ホテル:数日間~1ヶ月の宿泊におすすめ
- ウィークリーマンション:1~3ヶ月間位におすすめ
- 賃貸住宅:4ヶ月以上におすすめ
- UR賃貸住宅:近くにあり条件あえば最適
また、4種類の仮住まいには、引越費用・家賃・初期費用(敷金、礼金、仲介手数料、火災保険など)・退去時の清掃代・貸倉庫代などがかかります。
1ヶ月利用 | 3ヶ月利用 | 6ヶ月利用 | |
ホテル | 525千円 | 117.5万円 | 215万円 |
ウィークリーマンション | 415千円 | 80.5万円 | 139万 |
賃貸住宅 | 70万円 | 85万円 | 115万円 |
UR賃貸住宅 | 50万円 | 70万円 | 100万円 |
※費用の詳細は各項目で紹介します。
※荷物の量・期間・人数、予算・条件により、適切な物件を選びましょう。
❶ホテル
仮住まいが数日間~1ヶ月の宿泊の場合は、ホテルを利用するのもありです。
・宿泊費:1日/5,000円×人数分
・貸倉庫代:月/25,000円(6帖)
・引越代:20万円(10万円×2回)
2人で1ヶ月宿泊した場合、525,000円
◎水道・光熱費を払う必要がない
◎掃除はしなくていい
◎電気・ガス・水道・インターネットなどの契約をしなくていい
☒自炊ができないため外食かお弁当などになり食費が高くなる
☒荷物は保管場所が必要。引越業者の一時預かりサービスを利用するとお得です。部屋を借りる契約やトランクルームの契約もなく、手間が省けます。
❷ウィークリーマンション
1ヶ月~3ヶ月位までの仮住まいにおすすめです。
・家賃:5千円/日(月15万)光熱費含む
・契約手数料:2万円(0~2万)
・貸倉庫代:月/25,000円
・清掃費:約2万円(管理費・維持費含む)
・引越代:20万円(10万円×2回)
2人で1ヶ月宿泊した場合、415,000円
ワンルームから1DKの広さがほとんどなので、1人か2人向きです。
◎初期費用が少なく手軽
☒日額5000円位(月15万円)の料金は賃貸と比べると割高
☒荷物は、トランクルームなどの一時預かりの利用になる
❸賃貸住宅
4ヶ月以上の仮住まいにおすすめです。部屋の広さ、場所、、などの条件にあう物件が多くあります。
・家賃:10万円/月
・敷金・礼金:約20万円(各々1ヶ月分)
・仲介手数料:約10万円(1ヶ月分)
・火災・家財保険:約1万円
・保証料(保証協会):約3万円
・カギ交換費:1万円
・退去時のハウスクリーニング:約5万円
・引越し費用:20万円(10万円×2回)
2DKくらいで1ヶ月間賃貸は、70万円
◎敷金・礼金がない物件もあり
◎保証人をつけると保証協会加入なしでもすむ
◎1戸建ての賃貸もあり
◎ペットと一緒で可能なところもあり
◎退去の時に、火災保険は日割りで戻ってくる
☒ 短期の仮住まいでも、契約は2年がほとんどで、手続きが面倒
☒ 期費用で敷金・礼金・仲介手数料・保証協会・火災保険などがかかる
☒ 2年契約ということで違約金が発生することもあり
☒一番の難所は、大家さんにより「短期入居はお断り」されることがあります。
❹UR賃貸住宅(旧公団賃貸)
近くに空室のUR賃貸住宅があり条件あえば最適
・家賃:10万円
・敷金:20万円
・引越費用:20万円(10万円×2回)
1ヶ月間賃貸は50万円
◎「礼金」「仲介手数料」「保証人」などの初期費用なし
◎期間の縛りがなく、間取りも人数により色々あり
☒古い物件が多く、空きが少ない
☒収入の条件があり、審査基準が厳しい
まとめ
我が家の仮住まいは費用重視で、家賃・引越し代を抑えましたが、2階への引越は家電を含め大変でした。
仮住まいには4種類の選択があります。
- ホテル
- ウィークリーマンション
- 賃貸住宅
- UR賃貸住宅
それぞれの特徴を知ると、荷物の量・期間・人数、予算・条件にあった物件を選ぶことができます。