あれっ!? 駅は足場がかかりシートに覆われ、あの荘厳とした深谷駅を見ることができません。外壁修繕のため、2019年7月初旬~2020年2月末(予定)まで足場が設置されてます。
深谷駅には北口と南口があります。北口には渋沢栄一像・からくり時計が、南口にはふっかちゃん像が建ち、深谷駅のシンボルとなっています。
この記事の目次
深谷駅のレンガ風駅舎
深谷駅は、東京駅丸の内駅舎をモチーフにして、鉄筋コンクリート造りのレンガ風タイル張りで1996年に建替えられました。
丸の内駅舎をモチーフにした由来は、そこで使われたレンガが、深谷市の煉瓦工場で製造されたことに関係しています。
正面駅舎
正面駅舎は、北口・南口から上がっていった橋の上にあります。駅舎の中に入るとすぐに改札口があります。
北口駅舎
本当残念なことに足場とシートでタイル張りが見えません。
幅が広い階段と登り降り両方のエスカレーターがあります。
エスカレーター利用の方がほとんどです。時間があれば、ゆっくり周りの景色を眺めながら階段を利用するのもありですね。
南口駅舎
南口は階段だけです。北口のほうが利用客が多いようです。
高崎行き方面から
こちらは足場が半分あるだけでシートがかかっていなかったので、東京駅と似ている駅舎を見ることができました。
窓枠も豪華です。ドーム型の屋根も印象に残ります。
深谷駅北口周辺
2階の駅舎をでて北口階段を降りて目に入ってきたものがあります。
・渋沢栄一像
・からくり時計
・フラワー道路
青淵(せいえん) 渋沢栄一像
近代日本の発展に貢献した「日本主義の父」である「青淵 渋沢栄一像」の銅像があります。北口を見つめ、着物姿で座っています。
「青淵」とは、渋沢栄一の雅号です。「雅号」は、画家・学者などが本名以外につける名でペンネームのようなものです。
からくり時計
いつもはマスコットキャラクターのふっかちゃんが回っています。
定刻になると、ふっかちゃんが上に上がり、下から渋沢栄一が上がってきます。とても優しい顔で人形を見つめ、なんだかユニークです。
2つの人形は、アメリカの「青い目の人形」と日本の「市松人形」です。渋沢栄一が、2つの人形を交換しあって国際交流を深めたことに因んでいます。
渋沢栄一は、銅像の凛々しい顔と違い、優しいおじさんという感じでほっこりします!
フラワーロード
北口から駐輪場・駐車場へ続く道には季節の花が敷き詰められ、鮮やかに咲き誇り癒やされます。
周辺の建物
北口周辺のルートインホテルと複合ビルが、レンガ風の外壁でたてられ目を引きます。駅舎と調和されているのがいいですね。
また、北口から少し歩くと、煉瓦造りの歴史ある建物があります。
深谷駅南口周辺
南口 をでると歩いていく人の流れがありました。
すぐそばに、瀧宮神社があり、神社にお参りに行かれる方がいます。
また正智深谷高校が近くにあり、親子連れ・友達同士で、向かってました。高校のオリエンテーションが会ったようです。住宅地が多く、下台池公園があります。
瀧宮神社に
祭典行事が多く行われています。祈祷も色々受付しています。
神前結婚式もあげることができます。
深谷駅の歴史
東京駅に似たレンガ風駅舎に改築
1996年に改築された駅舎は、東京駅・丸の内駅舎にソックリです。
これは、丸の内駅舎を建築する時に、深谷の日本煉瓦製造の煉瓦が使用したことに因みます。
ただし、深谷駅舎はレンガでなく、コンクリートの壁にレンガ風のタイルを貼って似ているようにしています。これは、レンガが線路上に落ちた場合の危険性のためです。
それでも、一見東京駅を思わせる駅舎は人気があり、遠方から撮影に来る方もいるほどです。
夜にはライトアップをしているという事なので、今度は夜に是非伺いたいです。
発車メロディ
深谷駅の発車メロディは深谷ねぎのイメージソング「おねぎのマーチ」です。
2006年(平成18年)4月1日から、変更されました。
曲を知らない方が聞いたら「何??」という感じですが、イメージソングは深谷市を盛り上げるためにはいいですよね♬
深谷駅構内
みどりの窓口あり
みどりの窓口があります。
営業時間は7:00~20:00で、「えきねっと」受取り可能です。
びゅうプラザはありません。
指定席券売機あり
指定席券売機では3つのことができます。
1.きっぷを買う
指定席・自由席、特急券・乗車券、回数券、おトクなきっぷ、大人の休日倶楽部割引きっぷを買うことができます。
2.えきねっとのきっぷ・旅行商品を受取る
「えきねっとトクだ値」の受取りもできます。
「JR東日本国内ツアー」の受取りもできます。
3.定期券を買う
磁気定期券、Suica定期券も買えます。
「ネットde定期」で申し込んだ定期券の受取りができます。
待合室あり
橋上とホームの両方に冷暖房付きの待合室があります。
市民サービスセンターあり
深谷駅市民サービスセンター内のギャラリー申請受け付けをしています。
※電話や郵送などによる利用申込は、受け付けしていません。
観光案内のパンフレットがあります。
市民ギャラリーあり
市民ギャラリーは1階と2階の両方にあります。
写真・絵画・手芸作品などの展示会などの他、多目的に利用ができます。
新幹線は停まるの?
新幹線は停まりません。
新幹線利用の場合は、「熊谷駅」で降りると高崎線に乗り換えます。「本庄早稲田駅」で降りるとタクシー利用になります。
特急「あかぎ」「スワローあかぎ」が停車します。
通勤快速・特別快速・快速(「アーバン」を含む)が停車します。
お店はある?
駅ビルになってないので飲食店はないです。キオスク・コンビニもなしです。
北口前にファミリーマートのコンビニがあります。
深谷駅アクセス
所在地 | 深谷市西島町三丁目1-8 |
所属 | JR東日本 高崎線 |
開業日 | 1883年(明治16年)10月21日 |
・深谷駅北口・南口から、路線バスが発車しています。
・ロータリーにはタクシー乗り場があります。
・深谷駅北口・南口それぞれに駐車場、駐輪場あります。
まとめ
初めて行った深谷駅は、外壁修繕ため足場・シートがかかっていました。東京駅に似た深谷駅が見られなかったのは残念でしたが、からくり時計・渋沢栄一像などを見られ、旅行気分を味わうことができました。
外壁修繕が終わった頃に、きれいになった駅舎を見にきます。イルミネーションも見に行きます。

