新生児の外出・お出かけ|いつから?時間帯は?持ち物は?注意点は?

生まれてすぐ~生後28日未満(4週未満)の赤ちゃんのことを「新生児」と呼びます。1日の7割以上を寝て過ごす新生児はいつから外出してよいのでしょうか?

赤ちゃんが生まれたら、公園にお散歩に行ったりスーパーやデパートにお買い物に行ったりするのを楽しみにしているママはたくさんいると思います。また、上の子がいたり、家庭の用事で赤ちゃんを連れて出かけなければならないこともあるでしょう。そこで、これから、新生児の外出の時期や時間、持ち物、注意点などについてご紹介します。

外出はいつから?

新生児の外出は1ヶ月検診から

赤ちゃんは、1ヶ月検診が初めてのお出かけとなることがほとんどです。1ヶ月検診で問題がなければ、強い日差しや直射日光を避け、朝や夕方の日差しが弱い時間に窓際からベランダへと外気浴から始めて、少しずつ赤ちゃんを外の空気に慣れさせていってあげましょう。この時期より前の外出は、赤ちゃんとママに大きな負担がかかります。

新生児は外出しないほうがよい

体温調節機能が不十分なため、家の中と外の温度差で体調をくずしやすくなります。また、免疫力が低く、抵抗力が弱いため、ウイルスや病原菌などの感染で病気にかかりやすくなります。

産後ママの体調を回復させよう

大仕事を成し遂げたママは、自分で思っている以上に体力が低下しています。ホルモンバランスが乱れて、精神的に不安定になるママもいます。大きくなった子宮は産後縮小して約1ヶ月で元の大きさに戻ります。出産後の開ききった骨盤も、約1ヶ月かけてゆっくりと戻っていきますので、できるだけ横になり、安静することが大切です。

出産後1ヶ月はママにとっても外出を控えて、心身ともにゆっくりと回復につとめる事が大切です。普段の買い物もできる限り避けて、ネットスーパーや宅配を利用したり、パパや家族に頼んだりしましょう。

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新生児の外出が必要になった時

それでも、どうしても外出しなければならない時があります。

・病院によっては、退院後1週間目に検診あり
・ママの産後の体調が思わしくなく、通院しなければならない
・退院後赤ちゃんに何らかのトラブルや症状が出てしまい、病院にかかる必要がある
・上の子の幼稚園の送り迎えや習い事などがあり、新生児を連れて行かなければならない
・食事や日用品の買い物がある

そうなった場合の持ち物や注意点についてご紹介します。

外出の時間帯

新生児は体温調節がうまくできず、免疫力が低く抵抗力が弱いため、病気にかかりやすい状態です。外出は、家の中と外の気温差が少ない時間帯や、直射日光や紫外線の弱い時間帯を選ぶようにしましょう。

暑い季節でしたら午前中、寒い季節でしたらお昼すぎがお勧めです。温度調節ができるように、脱ぎ着しやすい服を重ねて着せておくと安心です。

また、混雑が少ないすいた時間帯で1時間以内で済ませましょう。1時間以内なら、授乳や何度もおむつをかえる必要もないでしょう。

外出時の持ち物

外出が数分であれば持ち物は必要ないと思いますが、ベビーカーのときは掛ける物としておくるみなど持っていきましょう。30分を超える場合は、いつなにが起きてもすぐに対応できるように、母子手帳・保険証・乳児医療証は必ず持ち歩きましょう。

おむつ替え

おむつ(2~3枚)・おしりふき・使用済みおむつを入れるビニール袋

授乳が必要な時

母乳:授乳ケープ(ストールや大きめなタオルでも)・清浄綿・ガーゼ

ミルク:携帯用のミルク(携帯ミルクケースに、一回分ずつに分けたものでもOK)・哺乳瓶・調乳用の湯・ガーゼ

着替え:肌着・カバーオールなどを1組以上・薄手のおくるみ
体温調整や汗をかいた時や汚した時に必要になります

検診・病院へ行く時

母子手帳 ・健康保険証 ・乳児医療証 ・病院の診察券

あったら便利な持ち物

タオルケットやブランケット・抱っこ紐 ・ベビーカー・ウエットティッシュ・着替えたベビー服をいれるビニール袋・おむつマット・母乳パッド

外出で気をつけること

*天気のよい日を選び、直射日光や紫外線を避けましょう。

*長時間の外出、人混みは避ましょう。

*赤ちゃんを雨、風、雪、ホコリ、花粉、直射日光などの刺激にさらさないように、できるだけ外気に触れないように移動しましょう。

*ママはできるだけ車の運転をしないで、パパや家族に送り迎えをお願いしましょう。お願いできない場合は割高ですががタクシーがおすすめです。

*赤ちゃんの生活リズムを崩さないようにしましょう。お昼寝と授乳・ミルクの時間はできるだけ守ってあげましょう。

*赤ちゃんの様子を観察して体調を確認しましょう。

*外出から戻ったら十分な水分補給をして、たっぷり寝かせてあげましょう。

赤ちゃんにとって1か月検診がお出かけデビューになることが多いでしょう。新生児期は外出を控えて、授乳・おむつ替え・沐浴時の赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみ、ゆっくり過ごしてください。
1ヶ月検診で問題がなければ、外気浴から始めて外の空気に慣れさせましょう。次に家のベランダや庭へと外の環境に慣らしてから、公園など刺激の少ない場所へ出かけていきましょう。
外出は赤ちゃん第一に考えて無理のないペースで進めてください。里帰りからの帰宅やお宮参りは、赤ちゃんの様子やママの体調を見て無理のないように日程を決めましょう。

 

 

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