「デーツ」は妊娠中に必要な葉酸などの栄養がたっぷり!産後にもおすすめ

葉酸は妊娠中に必要な栄養素の一つです。赤ちゃんの発育のための細胞や赤血球を作るのに大切な栄養素です。

葉酸は緑黄色野菜(ほうれん草など)や果物に多く含まれますが、ほうれん草は調理する手間があり、熱に弱いため調理法により栄養が減ってしまうこともあります。果物には水分が多く身体が冷えてしまうこともあります。

ドライフルーツである「デーツ」は、水分がほとんどなく栄養が凝縮されています
デーツの栄養、葉酸の必要性を知り、食事やおやつに取り入れてみましょう。おすすめの簡単レシピも紹介します。

デーツは妊娠中や産後に必要な栄養がたっぷり

デーツは、中近東諸国(イラン、エジプト、サウジアラビア、パキスタン、北アフリカなど)に生育するヤシ科の常緑高木「ナツメヤシ」の実です。

主に、ビタミン(葉酸など)・ミネラル(鉄分・カルシウム・カリウム・亜鉛)・食物繊維が豊富に含まれています。ブドウ糖・果糖も豊富です。

妊娠中にデーツのビタミン(葉酸)

ビタミンB群の仲間の葉酸が豊富です。

葉酸は、水溶性ビタミンB12と協力して血液をつくる働きがあり、欠乏すると貧血になります。

葉酸は妊娠中に必要な栄養素なので、妊婦さんに特におすすめです。

貧血になりやすい妊娠中にデーツの鉄分

デーツには鉄分も豊富です。妊娠して胎盤が作られ、赤ちゃんが形成されていくには、多くの血液が必要になり、不足しがちになります。は赤血球の主な成分「ヘモグロビン」をつくり、血液を増やしてくれます。

ストレスが多い妊娠中にデーツのカルシウム

デーツに含まれるカルシウムにはイライラを鎮めることもできます。ストレスを感じたときには、カルシウムが消費されやすいのでカルシウムは必要です

むくみやすい妊娠中にデーツのカリウム

デーツに含まれるカリウムはむくみの解消を助けます。むくみの元となる余分な水分を外に出してくれます。

便秘がちな妊娠中にデーツの食物繊維

デーツに含まれる食物繊維で、整腸作用を促し便秘の解消を助けます。

デーツ3粒を食べたときの食物繊維の摂取量は、バナナ1本分に当たります。

妊娠初期のつわりにデーツのブドウ糖・果糖

ブドウ糖は即効性の高いエネルギー源です。ブドウ糖だけがエネルギー源となる脳にとてもよいデーツです。

妊娠初期のつわりなどで、食事ができない時に補給するとよく、食事代わりですと朝がおすすめです。

葉酸は妊娠中・産後になぜ必要?

妊娠中、産後は、水溶性ビタミンB群の葉酸が特に必要!と言われ、栄養補給の一つとして食べられているものにデーツがあります。

では、葉酸が特に必要なのはなぜなのでしょうか?

妊活~妊娠初期

妊娠3ヶ月までの妊娠初期は、赤ちゃんの重要な器官・脳・脊髄が作られる時期で、細胞分裂が活発に行われます。

葉酸はこの細胞分裂に欠かせない栄養素です。葉酸をしっかり摂ることで、神経管閉鎖障害という脳症・二分脊椎・髄膜瘤などの異常な発症リスクが減ると言われています。

実は、ママが妊娠に気づくのは、妊娠2~3ヶ月で、すでに赤ちゃんの基礎は作られてたりします。葉酸を一番必要なときが過ぎていることが多いのです。
そこで、妊活中から葉酸を摂ることをおすすめしています。受精してから着床、そしてその後も細胞分裂が活発に行われます。
  
厚生労働省も胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすために、妊婦さんに葉酸を推奨しています。

厚生労働省HPより(5.2.6.葉酸)

4.妊娠可能な女性への注意事項
胎児の神経管閉鎖障害とは、受胎後およそ 28 日で閉鎖する神経管の形成異常であり、臨床的には無脳症・二分脊椎・髄膜瘤などの異常を呈する。受胎前後のプテロイルモノグルタミン酸摂取が、神経管閉鎖障害のリスク低減に有効であることは数多くの研究から明らかにされている85‒95)。
葉酸代謝に関連する酵素(methylene tetrahydrofolate reductase)の遺伝子多型が神経管閉鎖障害の発生リスクと関連するという報告がみられる96‒101)。その他に葉酸摂取によってリスク低減が期待される胎児奇形として、口唇・口蓋裂102,103)や先天性心疾患104)があげられている。

したがって、もっとも重要な神経管の形成期に、母体が十分な葉酸栄養状態であることが望ましい。

妊娠中

妊娠中期~出産までも、赤ちゃんの成長は著しく、日々大きくなっていきます。
葉酸は細胞を形成して身体の発育を助け、赤血球の生産を助けるので大切な栄養素のひとつです。

妊娠中は特に、赤ちゃんの発育のために葉酸が不足しないようにしましょう。

産後

産後に赤ちゃんに飲ませたい母乳は、ママの血液から作られています。 

産後も、血液を作る働きがある葉酸を摂ることで、ママの血液は増え質の良い母乳がでるようになります。また、葉酸は産後のママの体力の回復や、ホルモンバランスを整えることにも役立ちます

デーツとは?

デーツの原産国

ヤシ科の常緑高木「ナツメヤシ」の実で、イラン、エジプト、サウジアラビア、パキスタン、北アフリカなどの中近東諸国で生産し輸出しています。

メソポタミアや古代エジプトでは、紀元前6000年代から栽培されていたと考えられています。

デーツを食べると

イスラム教の聖典コーランには「神の与えた食物」、旧約聖書には「エデンの園の果実」と記載されています。

  • サウジアラビアでは、妊娠中や出産後は、特にデーツを食べるようにする習慣がある
  • イランでは、妊娠中に毎日2~3個のデーツを食べると、生まれてくる赤ちゃんが丈夫に育つと言われている
  • ラマダン(断食月)明けには栄養補給としてデーツをジュースにして飲むことがある
  • 砂漠を移動するキャラバンでは、デーツを保存食として、旅を続けていた

デーツはどんな味?

デーツの種類はいくつかあり、色は薄い茶褐色から濃い茶褐色です。

干し柿のように、しっとり・ねっとりの食感で、干し柿や黒糖のような濃厚で上品な甘さです。

デーツを買ってきた!

NHKの朝イチで放送した夕方、近くのスーパーのドライフルーツ売り場に行きました。

↑ ↑ 「デーツ」残りわずかです。

↑↑ 詰め放題(580円)の袋売りなので、デーツ・生姜・いちじく・レーズンをミックス!

 ↑ ↑ デーツは縦4cm前後×横2.5cm前後の楕円形

形は花豆みたい!プルーンのような食感だけど、干し柿のように上品な飽きのこない甘さです。身体にすごく良さそう!!

私はスーパーのドライフルーツ売り場で見つけましたが、アマゾン・楽天などの通販でも購入できます。

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デーツの食べ方・アレンジ

デーツの食べる量

デーツは食物繊維とミネラルに含まれるマグネシウムも豊富で便秘の解消を助けます。しかし、食べ過ぎると下痢になる可能性があります。

デーツは1日3粒目安で、5粒以上は食べないようにしましょう。

デーツのアレンジ

手軽にドライフルーツのまま食べられますが、アレンジすることで栄養バランスがよくなることもあります。

デーツのサンド

デーツの中央に切込みをいれ、クリームチーズとチョコやナッツを挟む。食べやすく、一度に3つの味が楽しめます。

ヨーグルトに

食べやすい大きさに刻んで混ぜると、デーツの甘さが和らぎ食べやすくなります。

デーツ1個

デーツ2個

スムージーに

刻んで他の野菜・フルーツなどと一緒にミキサーにかける。栄養バランスが良くなり、デーツの甘さがはちみつなどの代わりになります。

焼き菓子の生地に

パンやケーキに刻んでいれます。デーツの甘みとコクが焼き菓子をおいしくします。

料理の隠し味に

ハンバーグカレーに刻んで加えると、デーツの甘みとコクでまろやかな料理になります。

まとめ

デーツには、ビタミン・ミネラル・食物繊維、、などたくさんの栄養が含まれています。なかでもビタミンB群の葉酸は、特に妊活中から産後までママの栄養源の強い味方です。

栄養があり手軽に食べられるデーツを、13粒前後目安に食生活に取り入れてみましょう。そのままおやつとして食べたり、トッピングしたり、刻んで混ぜたり、料理のアクセントにしたり、、色々楽しむこともできます。